ユリス・ナルダン　買取

海や船、碇のマークといったイメージの強いユリス・ナルダンは、もともとは船舶用時計であるクロノメーターを製造する会社として1823年に創業しました。その分野をほぼ独占し、その後懐中時計でも高い評価を得たユリス・ナルダンは、1983年にいわゆる「天文三部作」で高級時計メーカーとしてその名声を世界中に轟かせました。「天文三部作」とは、天球を模した文字盤を持ち、世界一複雑な時計としてギネス認定もなされた「アストロラビウム・ガリレオガリレイ」、太陽系を模した文字盤を持ちシックなデザインが人気の「プラネタリウム・コペルニクス」、文字盤中央で回転する、北極を中心とした地球が描かれたディスクが特徴的な「テリリウム・ヨハネスケプラー」の三つです。その他にも、従来のマリンクロノメーターの技術を活かしたモデルなど、ユリス・ナルダンの製品は非常に幅広く展開しており、世界中で数々の著名人に愛用されているのも頷けます。

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